2011/11/23

天国へのメッセージ

今月の初め、萱浜を訪れ、萱浜青年団のメンバーに会った時の話..

「今度はここで光のイルミネーションをやろうと思うんです」


津波で壊滅的被害を被った萱浜地区は、ほぼ全ての建物が基礎部分しか残っていません。
生き残った人達は、自宅や近所のお宅の玄関先にお線香やお花をお供えに日々通っています。

その人達の気持ちを込めて、天国のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、
親戚や友人達、そして最愛の子供たちに向け、
「必ずこの地を再生させます」「見守っていて下さい」
という意味を込めた光のメッセージを掲げます。


早速、即席のプロジェクトチームが作られ、デザインや役割分担を決めました。

前回の花火との大きな違いは、
「今回は寄付等を募らずになるべく自分達の力でやりたいんです」
と言う明確な意思を持っていること。

現在、メンバー8人の内、2人を除き職に就きました。
なるべく借りる。購入するモノは自分たちで買う。
資材の運搬や組み立て、加工は自分たちでやる。

幸いなことにメンバーの中には工事資材に詳しい者や電気工事関係者がいます。
すでに土台は組み上がりつつ有ります。
東北電力と交渉し、期間限定で電気を別けてもらえることになりました。

後は電飾です。
これはかなりの量が必要になり、相応のお金が掛かります。
また電気料金の問題も有り、LEDにしなくてはなりません。

そこでご不要になったLED電飾をお持ちの方、
頂けないでしょうか? またはお借りできないでしょうか?

☆ 色はホワイトかブルーのみ(クリスマスっぽい雰囲気にはしたくないため)
※ 現在、ブルーが多めに集まっていますので、ホワイトですと幸いです
※ 点滅の有無は問いません。
11/27までに、遅くとも12/3までには揃えたいと思っています。


もし、ご支援頂ける方は 下のコメント欄か elan.elise@gmail.com までご連絡下さい。

都内近郊、または南相馬市近郊でしたら私か仲間が取りに伺います。
お送り頂ける場合は、下記の住所まで送って頂けると幸いです。

福島県南相馬市原町区本町1-31 四ツ葉ビル1F
NPO法人フロンティア南相馬
0244-22-3500

こちらは地元の若者達が震災後に立ち上げたNPO団体で、私自身もお世話になっています。
屋外で遊ぶことの出来ない南相馬の子供達を遠足に連れて行く等の活動をしています。
http://www.frontier-minamisoma.org/

※今回の企画では彼らの事務所を備品等の保管に使わせてもらうだけですので、
上記に問合せなどはなさらないようにお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿